Up:Tutorial? Next:SIGVerseのインストール(NIIサーバ) SIGVerseのインストール †SIGVerseのシミュレーションサーバはLinux、クライアント(SIGViewer)はWindowsで動作します。ここではLinuxにSIGVerseシミュレーションサーバをインストールする方法を紹介します。 NIIにあるサーバ(socio.iir.nii.ac.jp)以外のサーバにSIGVerseをインストールするにはSIGVerseに必要なライブラリのインストールを行う必要があります。NIIサーバへ接続して作業を行う方はこのページは飛ばしてください。 1.CentOSへのインストール †まずSIGVerseを動作させるために必要なライブラリのインストールを行います。 ※CentOSのバージョン5.5,32bit版で動作確認を行いました。 $ su $ yum update gccのインストール †$ yum gcc-c++.i386 JDKのインストール †$ yum install java-1.6.0-openjdk.i386 ヘッダファイルにパスが通らないので $ cp /usr/lib/jvm/java-1.6.0-openjdk-1.6.0.0/include/* /usr/local/include/ $ cp /usr/lib/jvm/java-1.6.0-openjdk-1.6.0.0/include/linux/* /usr/local/include/ OpenGLのインストール †$ yum install freeglut.i386 $ yum install freeglut-devel.i386 xerces-cのインストール †こちらのサイトからxerces-c-3.1.1.tar.gzをインストールします。 $ tar xzvf xerces-c-3.1.1.tar.gz $ cd xerces-c-3.1.1 $ ./configure --prefix=/usr/local $ make $ su $ make install ODEのインストール †ODEプロジェクトサイトからode-src-0.8.zipをダウンロードします。最新バージョンではうまくいきませんでした。 $ unzip -x ode-src-0.8.zip $ cd ode-0.8/ $ ./configure --disable-tests --without-x --enable-double-precision --with-trimesh=opcode --enable-release --enable-shared $ make $ su $ make install Xj3Dのインストール †Xj3D-1-0-linuxx86.jarのダウンロード。 ダウンロードはこちらからできます。 $java -jar Xj3D-1-0-linuxx86.jar すると以下のような画面が出てきます。 案内に従って進むとインストールが完了します。 Juliusのインストール †音声認識機能を利用する場合はJuliusをこちらのサイトからダウンロードしてインストールします。 $ tar xzvf julius-4.1.5.tar.gz $ cd julius-4.1.5 $ ./configure --prefix=/usr/local $ make $ su $ make install juliusディクテーションキットのインストール †こちらからダウンロードして、展開します。 $ su $ tar xzvf dictation-kit-v4.0.tar.gz -C /usr/local/share 以上で必要なライブラリのインストールは完了です。最後にパスの設定をします。 パスの設定 †$ export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/usr/local/lib sshサーバのインストール †$ yum install ssh-server.i386 2.Ubuntuへのインストール †※Ubuntu10.04, 32bit版, 64bit版で動作確認を行いました。 Ubuntu12.04でのインストールはこちら $ sudo apt-get update gccのインストール †$ sudo apt-get install gcc-4.1 g++-4.1 $ sudo ln -s /usr/bin/g++-4.1 /usr/bin/g++ JDKのインストール †$ sudo apt-get install openjdk-6-jdk $ sudo cp /usr/lib/jvm/java-1.6.0-openjdk/include/* /usr/local/include/ $ sudo cp /usr/lib/jvm/java-1.6.0-openjdk/include/linux/* /usr/local/include/ OpenGLのインストール †$ sudo apt-get install freeglut3 freeglut3-dbg freeglut3-dev xerces-cのインストール †32bit版の場合 $ sudo apt-get install libxerces-c3.1 libxerces-c-dev 64bit版の場合 バージョン2.8を指定します。 $ sudo apt-get install libxerces-c28 libxerces-c2-dev ODEのインストール †ODEプロジェクトサイトからode-src-0.8.zipをダウンロードします。最新バージョンではうまくいきませんでした。 $ unzip -x ode-src-0.8.zip $ cd ode-0.8/ $ ./configure --disable-tests --without-x --enable-double-precision --with-trimesh=opcode --enable-release --enable-shared $ make $ sudo make install Xj3Dのインストール †Xj3D-1-0-linuxx86.jarのダウンロード。 ダウンロードはこちらからできます。 $sudo java -jar Xj3D-1-0-linuxx86.jar すると以下のような画面が出てきます。 すべてNextを選択し、インストールを行います。 パスの設定 †パスの設定をします。 $ export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/usr/local/lib 毎回やるのが面倒なので/etc/ld.so.confを編集 $ sudo emacs /etc/ld.so.conf 以下の一行を追加。 include /usr/local/lib $ sudo ldconfig juliusのインストール †$ sudo apt-get install julius libjulius-dev julius-voxforge juliusディクテーションキットのインストール †こちらからダウンロードして、展開します。 $ sudo tar xzvf dictation-kit-v4.0.tar.gz -C /usr/local/share sshサーバのインストール †$ sudo apt-get install openssh-server このままではpushd,popdが使えないので $ sudo mv /bin/sh /bin/sh_org $ sudo ln -s /bin/bash /bin/sh 3.SIGVerseのインストール †SIGVerseの取得 †お手持ちのUSBメモリ、またはNIIサーバの/home/SIGVerse/srcにあるパッケージをscpなどを使ってファイル転送します。こちらからもダウンロードできます。 $ scp hoge@socio.iir.nii.ac.jp:/home/SIGVerse/src/irwas-sim-<version>.tar.gz . 展開 †$ tar xzvf irwas-sim-<version>.tar.gz $ cd irwa-sim-<version> コンフィギュレーション †$ ./configure \ --prefix=/home/<username>/sigverse-<version> \ --with-jvm=/usr/lib/jvm/java-1.6.0-openjdk/jre/lib/amd64/server \ --with-julius=/usr/bin/julius \ --with-dictkit=/usr/local/share/dictation-kit-v4.0
make,インストール †$ make $ make install Up:Tutorial? Next:SIGVerseのインストール(NIIサーバ) |