メッセージ送信ツールの作成(.NET) †ライブラリの取得 †以下のページの.NET DLLの項目にあるサービスライブラリSIGService_<version>_vc2008_NET.zipをダウンロードし、展開します。 (VC++2010を使用する場合はSIGService_<version>_vc2010.zip)をダウンロード 設定 †プロジェクト新規作成 †VC++(2008)で新しいプロジェクトを作成します。ファイル→新規作成→プロジェクト 新しいプロジェクトのダイアログが立ち上がるとCLRのWindowsフォームアプリケーションを選択し、プロジェクト名を入力してOKボタンを押します。 dll参照 †ソリューションエクスプローラの中のプロジェクトを右クリックして参照を選択します。 共通プロパティのFrameworkと参照を選択し、新しい参照の追加ボタンをクリックします。次に参照タブを選択して、上でダウンロードしたDebugフォルダの中にあるsigverse.dllを選択します。 ボタン追加 †ツールボックスからButtonを選択して適当にボタンを追加します。 イベントハンドラ †ボタンをダブルクリックしてイベントハンドラの中に以下のコードを追加してコンパイルします。 connectの引数で指定するホスト名とポート番号はSIGVerseサーバのホスト名(またはipアドレス)とポート番号に置き換えます。 (ReleaseモードでコンパイルするときはReleaseを選択します。) ビルドが正常に行えるか確認してみてください。 実行 †これで準備は整いました。 まずチュートリアルのサンプル人間型エージェントの操作の「コマンドによるエージェントの操作」をサーバ側で実行します。サーバ側でSIGVerseを起動するときには関数connectの第2引数で指定したポート番号を-pオプションで指定します。 サーバを起動したらビューワーからサーバに接続して"START"ボタンを押してシミュレーションを開始します。この状態でメッセージ送信プログラムを実行してみてください。エージェントがお辞儀したら成功です。 ビューワーからではなくMyServiceからメッセージ"Hello"を送信しました。 プラグインの登録 †次に作成したサービスをプラグインとしてビューワーに登録し、ビューワーから起動する方法を説明します。 サービスサンプルを以下のように修正します。 MyService.cpp SIGVerseサービスではサーバのホスト名とポート番号がメイン関数の引数として与えられます。 コンパイル †SIGViewerに読み込ませるようにするため、以下の設定をしてからビルドします。
exeファイルを先に作って後から拡張子を.sigに変更しても同じことです。 ビューワーへ登録 †ビルドが成功してDebug(もしくはRelease)フォルダにMyService.sigができたら次はビューワーにサービスを登録します。
実行 †先ほどと同様に人間型エージェントの操作の「コマンドによるエージェントの操作」をサーバ側で実行します。ビューワーからサーバに接続して"START"ボタンを押してシミュレーションを開始します。 人間が手を下した状態になったら、メニューバーの「Service」→「Start」をクリックし、MyService.sigを選択し、サービスを開始します。 エージェントがお辞儀をすれば成功です。 Old version †メッセージ送信ツールの作成(v120330, v1.4.8) Up:Tutorial? Previous:HMD+KINECT Next:メッセージ送受信 |