Up:[[Tutorial]] Previous:[[SIGVerseインストールの準備]] Next:[[SIGViewerのインストール]] ---- SIGVerseのシミュレーションサーバ (SIGServer) はLinux、クライアント(SIGViewer)はWindowsで動作します。ここではLinuxにSIGServerをインストールする方法を説明します ※Ubuntu14.04 LTS(64bit), SIGVerseバージョン2.3.2での説明です.バージョン2.3.1以前の情報は[[こちら>SIGVerseのインストール(Ubuntu12.04)]]を参照下さい. #contents **ライブラリのインストール[#u00d7267] まずSIGVerseに必要なライブラリをインストールします。 $ sudo apt-get update ***gccのインストール [#gcda6e15] $ sudo apt-get install gcc g++ ***cmakeのインストール [#t2c670dc] $ sudo apt-get install cmake //***boostのインストール [#g17a5c64] // $ sudo apt-get install libboost-dev ***JDKのインストール [#m02ac91d] $ sudo apt-get install default-jdk $ sudo cp /usr/lib/jvm/default-java/include/* /usr/local/include/ $ sudo cp /usr/lib/jvm/default-java/include/linux/* /usr/local/include/ ***OpenGLのインストール [#e2bacf22] $ sudo apt-get install freeglut3 freeglut3-dbg freeglut3-dev ***xerces-cのインストール [#l25a5443] $ sudo apt-get install libxerces-c3.1 libxerces-c-dev ***ODEのインストール [#k8e8410a] [[ODEプロジェクトサイト>http://sourceforge.net/projects/opende/files/]]からode-0.12.tar.gzをダウンロードします。 $ tar xzvf ode-0.12.tar.gz $ cd ode-0.12/ $ ./configure --disable-tests --without-x --enable-double-precision --with-trimesh=opcode --enable-release --enable-shared $ make $ sudo make install ***Xj3Dのインストール [#c3b9d241] Xj3D-1-0-linuxx86.jar を入手してください. [[公式ページ>http://www.xj3d.org/download.html]]では,現在ダウンロードできないようなので,例えば[[こちらから>http://www.vrspace.org/sdk/vrml/browsers/Xj3D/]]ダウンロードしてください. $sudo java -jar Xj3D-1-0-linuxx86.jar インストールウィンドウが出てきたら、 すべてNextを選択し、インストールを行います。 ***パスの設定 [#sbcb3b99] パスの設定をします。 $ export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/usr/local/lib 毎回やるのが面倒なので/etc/ld.so.confを編集 $ sudo emacs /etc/ld.so.conf 以下の一行を追加。 include /usr/local/lib $ sudo ldconfig ***sshサーバのインストール [#s63ee0c0] $ sudo apt-get install openssh-server *** dash の設定変更 [#w6098b04] デフォルトの Ubuntu の設定では,/bin/sh は /bin/dash にシンボリックリンクされていますが,これがインストーラ上で問題を起こすので,/bin/bash へのリンクとします $ sudo dpkg-reconfigure dash を実行し,dashを通常のshとして使いますか?という問いに No と答える.これで /bin/sh は /bin/bash へのシンボリックリンクになる. (もしなっていなかったら手動で/bin/bash へのシンボリックリンクになるように設定をして下さい) **Serverのインストール [#bb9f8436] ***SIGVerseの取得 [#p14fe251] インストールパッケージはSourceForge で公開しています.以下のページから SIGServer-2.3.2.tar.gz をダウンロードして下さい. インストールパッケージはSourceForge で公開しています.以下のページから SIGServer をダウンロードして下さい. http://sourceforge.net/projects/sigverse/files/SIGServer/SIGServer-2.3.2.tar.gz/download http://sourceforge.net/projects/sigverse/files/SIGServer/ ***展開 [#ra8ff7f7] $ tar xzvf SIGServer-<version>.tar.gz $ cd SIGServer-<version> *** コンパイル・インストール [#g1b10823] $ mkdir build $ cd build $ cmake .. $ make $ make install デフォルトではホームディレクトリにSIGServerがインストールされます。~ インストールディレクトリを変更したい場合は、以下のように cmake 時にオプションを追加してください。 $ cmake .. -DSIG_INSTALL_PREFIX="/home/aaaa/bbbb" **環境変数の設定(bashの場合) [#g9c46be6] SIGVerseの利用に必要な環境変数を設定します。 ホームディレクトリにある.bashrcを開きます。 $ emacs ~/.bashrc 以下の2行を追加します。 export SIGVERSE_PATH=/home/<username>/sigverse-<version> export PATH=$PATH:$SIGVERSE_PATH/bin SIGVERSE_PATHに SIGVerse のインストール先のパスを指定します。<username>と<version>は自分の環境に置き換えます。 .bashrcの内容を反映させます. $ source ~/.bashrc 今後SIGVerseのバージョンアップを行う場合はその度にSIGVERSE_PATHを新しいバージョンに更新するようにしてください。 *Old version [#oe1a8f0d] -[[SIGVerseのインストール(Ubuntu12.04)]] -[[SIGVerseのインストール]] ---- Up:[[Tutorial]] Previous:[[SIGVerseインストールの準備]] Next:[[SIGViewerのインストール]] #counter