Up:[[Tutorial]]    Previous:[[物体を持つ動作]]     Next: [[ロボット・ダイナミクス(単純モデル)]]  

----

#contents

*BVHファイルの読み込み [#x19ad21f]

※このチュートリアルはSIGVerse v2.1.0以降に対応しています。

ここではBVH形式のモーションデータをSIGVerseで読み込むサンプルを紹介します。
**サンプルコードの取得 [#r8a2a8f0]
作業ディレクトリを作成します。
 
 $ cd ~
 $ mkdir readBVH
 $ cd readBVH

こちらからBVHコントローラを取得します。

https://github.com/SIGVerse/samples/tree/master/controllers/AgentControllerByBVHfile

>各種コントローラを含んだサンプル一式は[[こちら>https://github.com/SIGVerse/samples]]からダウンロードできます。


これには以下のファイルが含まれています。
-サンプルコントローラ
--srcs/BVH.cpp
--srcs/BVH.h
--srcs/BVHController.cpp
--srcs/BVHController.h
-世界ファイル
--BVHWorld.xml
-エージェント設定ファイル
--Man-bvh.xml
-bvhファイル読み込み用人間型サンプルモデル
--bvh_man.x3d
-Makefile
--Makefile

**コンパイル [#dc0eecc8]
それでは早速コンパイルをしてみましょう。

 $ make
BVHController.soが作成されたらコンパイルは成功です。


***bvhファイルの取得 [#v7e3fd25]
読み込ませたいbvhファイルを取得してカレントディレクトリ(~/readBVH)に置きます。本ページのサンプルでは[[PV STUDIO>http://www.privatestudio.co.jp/down.htm]]から取得したbvhのサンプルデータAction_Kick_bvh.bvhを読み込ませます。

***世界ファイルの設定 [#w8dc6fa2]
次に読み込ませたいbvhのファイル名を世界ファイルに記述します。
 $ emacs BVHWorld.xml

BVHWorld.xml
#highlight(xml:firstline[19]){{
 <!--BVHファイル名の指定-->
        <set-attr-value name="BvhFile" value="./filename.bvh"/>
}}
    ↓

#highlight(xml:firstline[19]){{
 <!--BVHファイル名の指定-->
        <set-attr-value name="BvhFile" value="./Action_Kick_bvh.bvh"/>
}}
bvhファイルはSIGVerseを実行するディレクトリからのパスを指定します。


BVHWorld.xml

#gist(sigverse-git/e53ded9d0f882fd716c4);

//<script src="http://gist-it.appspot.com/github/SIGVerse/samples/raw/master/controllers/AgentControllerByBVHfile/BVHWorld.xml"></script>



**実行 [#l9a95abd]

これで準備は整いました。それでは実行してみましょう。

 $ sigserver.sh -w ./BVHWorld.xml

SIGViewerでサーバに接続するとエージェントが手を広げて立っているのが見えます。
Sendボタンを押してシミュレーションを開始するとbvhファイルの読み込みが開始され、エージェントが動き始めます。

#ref(BVHファイルの読み込み(v2.0系)/motion_1.PNG,40%)
エージェントがキックします。
**サンプルモデル [#f5ec3378]
bvh読み込みサンプルモデル(bvh_man.x3d)で定義された関節名は以下のようになっています。すべての関節がローカル座標系におけるx,y,z軸を中心に回転するように定義されています。
#ref(BVHファイルの読み込み(v2.0系)/joint_name.jpg)

**参考ページ [#a4b2f90f]
-[[Real animation software PV STUDIO>http://www.privatestudio.co.jp/down.htm]]
-[[尾下研究室 BVH モーションファイル 読み込み&表示 プログラム>http://www.oshita-lab.org/software/bvh/index-j.html]]

#highlight(end)


*Old Version [#la5c5120]
-[[BVHファイルの読み込み(v2.0系)]]
-[[BVHファイルの読み込み(v120330, v1.4.8)]]

----
Up:[[Tutorial]]    Previous:[[物体を持つ動作]]     Next: [[ロボット・ダイナミクス(単純モデル)]] 

#counter

Front page   Edit Diff Backup Upload Copy Rename Reload   New List of pages Search Recent changes   Help   RSS of recent changes