Tutorial for ver.3
キャラクター動作の記録・再生を行うサンプルシーンの実行(MySQLに保存) †
本シーンでは、キャラクター及び幾つかのオブジェクトの動きをMySQLへ記録・再生することができます。
MySQLの環境構築 †
MySQLを使用する場合、最初に幾つかの手順が必要です。
まずMySQL Serverを構築します。詳細は省きますが、概要は次の通りです。
- MySQL Serverをインストールします。バージョンは[8.0.15]で動作確認済みです。
MySQL関連はこちらからダウンロードできます。(Archived Versionsはこちら)
またMySQL Workbenchも便利です。
- "sigverse"という名前のSchema(データベース)を作成します。
- "sigverse"に対して更新権限を持つMySQLユーザを作成します。
- "sigverse"の下に"playbacker_motion_data"というテーブルを作成します。
テーブル作成スクリプトは次の通りです。
CREATE TABLE `playbacker_motion_data` (
`recording_id` int(11) NOT NULL,
`elapsed_time` int(11) NOT NULL,
`data_type` int(11) NOT NULL,
`motion_data` text NOT NULL,
PRIMARY KEY (`elapsed_time`,`data_type`,`recording_id`)
) ENGINE=InnoDB DEFAULT CHARSET=utf8;
またSIGVerse設定画面でMySQLを使用するよう設定します。
- Unityメニューの[SIGVerse]-[SIGVerse Settings]をクリックして、SIGVerse設定画面を開きます。
- [Define symbols Settings]の[Use MySQL]にチェックを入れます。
Unityメニューの[Console]タブでエラーが発生しますので、UnityエディタにMySQLライブラリを追加します。
- Connector/NETのダウンロードサイトにアクセスします。(Archived Versionsです)
- [Product Version]は[8.0.15]、[Operating System] は[.NET & Mono]を選択して、[Download]をクリックします。
- ダウンロードしたzipファイルを解凍すると"v4.5.2"フォルダの中にMySql.Data.dll と Google.Protobuf.dll が存在することを確認します。
- その2つのファイルを[Project]タブの[Assets/Plugins]の下にドラッグ&ドロップで配備します。
- [Console]タブ上のエラーが消えていることを確認します。
起動手順 †
こちらを参考に[Assets/SIGVerse/SampleScenes/Playbacker/Playbacker(.unity)]シーンを開始します。
MySQLへの記録 †
- PlaybackerメニューのModeで[Database Recorder]を選択します。
- [Unique ID]やデータベース接続情報など、幾つかの設定を行います。
- [Start]ボタンを押下すると、MySQLへの記録を開始します。
- キャラクターを矢印キーで操作します。
([赤ちゃんアイコン]をクリックするとパネルの表示/非表示の切り替えが可能です)
- [Stop]ボタンを押下すると、MySQLへの記録を終了します。
MySQLからの再生 †
- PlaybackerメニューのModeで[Database Player]を選択します。
- 上記の記録手順で設定したデータベース接続設定や[Unique ID]と同じ設定を行います。
- [Start]ボタンを押下すると、再生を開始します。
([赤ちゃんアイコン]をクリックするとパネルの表示/非表示の切り替えが可能です)
- [Stop]ボタンを押下するか、記録時間を経過すると、再生を終了します。
Reference Video