SIGViewerのインストール?
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まず、SIGVerseサーバに接続するためにはsshクライアントの環境を構築します。
このチュートリアルではCygwinのsshが使える環境を前提とします。 SIGVerseはSIGVerseサーバとクライアント(SIGViewer)の間でデータの送受信を行います。NIIの外からNIIサーバに接続する際には、firewallにより通信できない場合があるので、ssh(ポート番号22)によるポートフォワーディングを使って接続する必要があります。以下にその方法を説明します。NII以外の自作のサーバ環境で作業を行う場合で、firewallによるブロックがない環境の方はこのページは飛ばしてください。
※ポートフォワーディングの設定は次のページSIGViewerによるSSH接続?でビューワーから行うこともできます。
SIGVerseでSSH通信を行うためにここではポートフォワーディングという技術を用います。ポートフォワーディングとはSSHで使用するポート(22)でトンネリングして通信する技術です。
やり方は簡単です。SSHによるログイン時に-Lオプションを使ってポートフォワーディングするポート番号を指定します。設定方法は以下のようになります。
-L [クライアントで使用するポート番号]:localhost:[サーバで使用するポート番号]
クライアント側と、サーバ側で使用するポート番号を指定します。これらの番号は空いているポート番号でしたら何番でも構いません。混乱を避けるため:localhost:ではさんだ2つのポート番号を同じ番号にすることをお勧めします。
真ん中のlocalhostはポートフォワーディングを行う中継サーバのホスト名です。
SIGVerse APIの一部(detectEntities、captureViewなど)を使用するときには専用のポートを使用するので、別途追加でポートフォワーディングの設定が必要です。
詳しくは視覚に関する操作を参照してください。
それではポートフォワーディングでサーバに接続してみましょう。サーバへのログイン時に双方向のポートフォワーディングを同時に行います。
ポートフォワーディングによるログインの場合
$ ssh hoge@socio.iir.nii.ac.jp -L 9001:localhost:9001
通常通りログインできればSSH接続のための準備は完了です。
ポートフォワーディングが成功しているかどうかはテスト実行で確認することができます。