Tutorial?

メッセージ送信ツールの作成。

SIGVerseサーバのエージェントにメッセージを送信するツールを作成します。 ここではVC++.NET(2008)を使用することを前提とします。

ライブラリの取得

filesigverse.dll

上のdllファイルをダウンロードします。

設定

プロジェクト新規作成

VC++の新しいプロジェクトを作成します。ファイル→新規作成→プロジェクト

新しいプロジェクトのダイアログが立ち上がるとCLRのWindowsフォームアプリケーションを選択し、プロジェクト名を入力してOKボタンを押します。

dll参照

ソリューションエクスプローラの中のプロジェクトを右クリックして参照を選択します。 共通プロパティのFrameworkと参照を選択し、新しい参照の追加ボタンをクリックします。次に参照タブを選択して、上でダウンロードしたsigverse.dllを選択します。

ボタン追加

ツールボックスからButtonを選択して適当にボタンを追加します。

SendMessage1.jpg

イベントハンドラ

ボタンをダブルクリックしてイベントハンドラの中に以下のコードを追加してコンパイルします。

メッセージ送信オブジェクト作成

MessageSenderのコンストラクタで引数で送信元の名前を指定します。

connect

msg.connectでサーバに接続します。1番目の引数"hostname"はSIGVerseサーバのホスト名に置き換えてください。2番目の引数はSIGVerseサーバのポート番号を入力します。 メッセージを送信するたびにconnectします。

sendto

sendtoでメッセージを送信します。1番目の引数は送信相手を、2番目は送信するメッセージの数(配列のサイズ)、3番目はメッセージを指定します。

メッセージ送信

これでボタンを押すと"man_000"にメッセージ"Hello"が送信できるようになりました。

まずチュートリアルのサンプル人間型エージェントの操作の「コマンドによるエージェントの操作」のサンプルコードをサーバ側で実行します。 次にビューワーで接続し、"Send"ボタンを押してシミュレーションを開始します。

シミュレーション開始したら、先ほど作成したボタンを押してメッセージを送信します。 人間がお辞儀したらメッセージ送信成功です。


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