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#contents
*SSH接続 [#w22a0f9d]
ここではビューワーからサーバへSSH接続する方法を説明します。
SSH接続することにより、形状ファイルのダウンロードの自動化やSSHポートフォワーディングの設定を行うことができるようになります。
※SSHポートフォワーディングについてはCygwin等を用いてコマンドラインで同様の設定を行うことができます。詳しくは[[ポートフォワーディングでサーバに接続する方法]]を参考ください。
※SSHポートフォワーディングについてはCygwin等を用いてコマンドラインで同様の設定を行うことができます。詳しくは前ページ[[ポートフォワーディングでサーバに接続する方法]]を参考ください。
※SIGVerseバージョン111205, SIGViewerバージョン1.4.3以降で正常に動作。
**RSA鍵の設定 [#z86400fc]
以下ではサーバと接続する際にRSA公開鍵を使った認証を行うことを前提として説明します。
すでにキーを作成していて、それを用いてサーバにログインできる場合は[[鍵の設置(クライアント)>#w54fc1bc]]に進んでください。新たにキーを作成する必要はありません。
***鍵の作成 [#ya5de3ae]
RSA鍵を使って認証を行うためにまず秘密鍵と公開鍵のペアを作成します。
puttygen等のツールをダウンロードしてRSA鍵を作成します。(※詳しい作成方法の説明は省略します。)このとき作成された秘密鍵は"id_rsa"、公開鍵は"id_rsa.pub"というファイル名で保存してください。
Cygwinのコマンドラインで作成する場合は以下のように入力します。
$ ssh-keygen
***鍵の設置(サーバ) [#t84a26af]
キーを作成したら公開鍵をサーバ側に置く必要があります。まだログインできないという方は管理者に以下の作業をお願いしてください。
サーバ側の
自分のホームディレクトリの下に.sshというディレクトリを作成し、
$ mkdir ~/.ssh/
その中にauthorized_keysという名前に修正して保存しておきます。
$ mv id_rsa.pub ~/.ssh/
$ mv ~/.ssh/id_rsa.pub ~/.ssh/authorized_keys
***鍵の設置(クライアント) [#w54fc1bc]
次にクライアント側でも秘密鍵、公開鍵をそれぞれ所定の場所に置きます。SIGViewerのインストール先の以下のフォルダの中に置きます。
(SIGViewerインストール先)\SIGViewer-<version>\SIGViewer\.ssh
※(SIGViewerインストール先)はデフォルトではC:\Program Files
**ホスト名、ユーザー名、パスフレーズの入力 [#q16cc8ea]
次にSIGViewerを起動します。
起動したら、上のメニューから"Setting"を選択し、"SSH Connect"を選択します。
#ref(ssh_connect1.jpg)
すると以下のようなダイアログが表示されます。
#ref(ssh_connect2.jpg)
接続するサーバのホスト名(またはIPアドレス)、ユーザー名、パスフレーズを上から順に入力していきます。
RSAキーを使わずにサーバにログインする場合は"Use RSA key to login"のチェックをはずします。
**ポートフォワーディング [#g8bcd39d]
次にファイアーウォールによるブロックを回避するためポートフォワーディングの設定を行います。
(※自作でサーバ環境を構築した場合など、ポートフォワーディングが必要ない環境の場合はポートフォワーディングに関する2つのチェックを外してからConnectします。)
***ローカルポートフォワーディング [#s7e2be95]
この設定により、ビューワーはサーバに対し、SSHによるトンネリングを利用してリクエストを送信することができるようになります。
"Local port forwarding with login"にチェックを入れた状態で、以下の3つの項目に入力します。
-Localport: クライアント側(中継サーバ)で使用するポート番号。
-Listen host: 接続待ちする中継サーバのホスト名。(通常localhost)
-Remote port: サーバで使用するポート番号。
#ref(ssh_connect3.jpg)
上の例ではクライアント側で使用するポート番号、サーバで使用するポート番号ともに9001番に設定しました。ポート番号は空いている番号であれば基本的に何番でもかまいません。サーバ側で使用するポート番号は8000番以上で、他のユーザーと重複しにくい番号に設定することをお勧めします。ここで設定したポート番号は後で使用するので覚えておいてください。
***リモートポートフォワーディング [#r838aaa7]
リモートフォワーディングによりビューワーをサービスプロバイダとして使用することができるようになります。サービスプロバイダの機能を利用することにより、エージェント視点の画像を取得したり、距離センサ機能を利用することができるようになります。
"Remote port forwarding with login"にチェックを入れた状態で、以下の3つの項目を入力します。
-Server port: サーバ側(中継サーバ)で使用するポート番号。
-Listen host: (サーバ側から見た)接続待ちする中継サーバのホスト名。(通常localhost)
-Local host : クライアントで使用するポート番号(デフォルトでは8000番)
#ref(ssh_connect4jpg.jpg)
上の例ではサーバ側で使用する番号、クライアントで使用する番号、共に8100番に設定しました。ポート番号は先ほどと同様空いているポートであれば何番でも構いません。
**形状ファイルのダウンロード [#m09c1638]
形状ファイルが更新された時に常にアップデートする場合は"Download shape file"にチェックを入れた状態のままにします。
**接続 [#ze46397c]
最後に"Connect"ボタンを押します。しばらくしてビューワーの左下に"SSH Authentication succeeded(サーバホスト名)"と表示されればSSH接続成功です。
#ref(ssh_connect5.jpg)
ポートフォワーディングを使ってサーバに接続する際にはビューワーを起動するたびにSSH接続を行うようにしてください。
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